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型の知識

初めの始まり

2021.07.14

身の回りにある陶磁器が作られる時、一番最初は「原型」作りから始ります。

最近は3Dプリンターで作られる事もありますが、デザイナーさんが作った図面から作ることも現時点では多いです。

まずは石膏の塊を作ります。

その商品に近い形で、円柱や四角柱の塊を作るのです。

そこから、少しずつ削って、図面に描かれた平面のものを立体にしていきます。

ここで大切なのは、図面は商品の完成のサイズ。

パンやクッキーは焼くと膨らみますが、

陶磁器は焼成すると縮むので、その分を大きめに作らなければなりません。

使う土 釉薬 釜の状態によって収縮率は変わってくるので、事前に確認して割りかけをして、原型のサイズを導いていきます。