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型の知識

ケースから生まれる使用型

2021.07.07

型屋の仕事の中で、何度もこなす仕事は「使用型」作り。

使用型は鋳込み屋さんが、ドロドロの土(泥)を流して、生地(焼く前の状態)を作ります。

なぜその型がの素材が石膏なのかは、石膏は水分を吸収する性質があるからです。

カラカラに乾いた「使用型」に泥を流し込み、乾いた生地を取り出し、そしてまた泥を流しといった作業を繰り返します。

もう「使用型」が水分を吸いきれなくなると、乾燥させてまた、泥を流す作業をすることができます。

なのですが、「使用型」にも限界があり、形状などによりますが、おおよそ100回と言われています。

という訳で、私たちは今日も型ぬき(使用型の作製)を頑張っています。